日本神話「いざなき と いざなみ(日本初の夫婦)」第3話の漫画。いざなきといざなみが島に降り立ち、天まで続く柱「天の御柱(Ame no Mihashira)」と大きな神殿を建てる。二人は自分たちの体の足りない部分と多い部分に気づき、柱のまわりを回って出会う。最初は女性のいざなみから声をかけ、子どもとして手足のない「ひるこ」と泡が生まれる。ひるこは葦の船に乗せられ、海へ流される様子が描かれている。

🟢子どもがうまく生まれなかった

夫のいざなきと妻のいざなみは、淤能碁呂島(おのごろじま)に降り立ち、「天の御柱(あめのみはしら)」と「八尋殿(やひろどの)」を建てました。
ふたりはおたがいの体を見て、足りないところと余っているところを合わせれば、国を生み出せるのではないかと考えました。
いざなきは左から、いざなみは右から天の御柱を回りました。
そして最初に声をかけたのは、妻のいざなみでした。

🟢蛭子(ひるこ)

しかし、生まれた子どもは蛭子(ひるこ)と、水の泡でした。蛭子は手足のない子どもでした
葦の舟に乗せられ、海へ流されてしまいます。
蛭のように骨がなく、体が弱かったため、うまくいかなかった子と考えられました。
けれども、今でも蛭子をまつる神社はあり、のちに商売繁盛の神として信仰されるようになりました。