16-1 すさのお、高天原(天上)のおまてらすを訪ねる

日本神話の漫画。すさのおが高天原へ向かうと、山や川が激しく揺れ、大地が震える。異変を感じたあまてらすは「すさのおが私の国を奪いに来たに違いない」と警戒し、男装して武装し迎え撃つ決意をする。
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日本神話の漫画。武装したあまてらすは、すさのおに高天原へ来た理由を問いただす。すさのおは父いざなきとの別れの挨拶のために来た経緯を説明するが、あまてらすは真意を疑う。そこで、互いの心に偽りがないことを証明するため、天の安河を挟んで誓約(うけい)を行うことになる。

すさのお、高天原(たかまがはら)へ行く

須佐男(すさのお)は、姉の天照(あまてらす)がいる天上世界の高天原に行きます。根の堅洲国(ねのかたすくに)に行くことを許してもらおうとします。
すさのおが天に近づくと、山や川はみな鳴動し、大地はすべて震えていました。
あまてらすは驚き、「弟が天に上がってくるのは善い心からではない。我が国を奪おうとしているのだ。」と思います。

あまてらす、武装し待ち構える

あまてらすは、髪を男性のように結び、頭、左右の結んだ髪、左右の腕に玉飾りを巻きます。背中に千本の矢を背負い、脇腹に五百本の矢入れを持ち、竹製の鞘を差し、弓を振りたて、固い庭に両腿を踏み込んで雪のように土を舞散らして、荒々しい男性のように叫びました。「何のために上がってきたのか」とすさのおに投げかけます。

すさのおは亡き母に会いたくて泣いていたことや、根の堅洲国に行来たいこと、父いざなきに神の国から追放されたことなど、これまでの経緯を説明しました。

しかし、あまてらすの疑いは晴れません。心が清らかなことを証明せよ、というようなことを言います。
すさのおは、誓約(うけい)を提案します。「お互いに誓約をして子を生みましょう」と言います

誓約は、古代日本で行われていた儀式のようです。神や仏に、自分の真偽や吉凶を証明してもらう行為です。事前に「もしこうして、こうなったら、潔白である」などと条件と方法を神に誓い、その行いの結果を持って正邪などが決定されます。

とくら


今回のあまてらす、過剰な重装備で、むしろ弱くなってない?と心配になります。
矢1500本。
武装して、玉飾りたくさん。
弓も剣も鎧も重いはず。

矢と玉飾りが多すぎます。
効率的に動けるとは思えない。強そうに見えることが重要なのでしょうか。

この先、あまてらすはメンタル崩壊して病んじゃうんですけど、この時から予兆はあったのかもしれないですね。恐るがゆえに過剰に防御し、自らの重荷を増やしてしまう。

周りに頼らず、自分ですべて背負い込み、最終的に引きこもりになるタイプ。実はこの回は、のちの伏線だったのかもしれません。