泣き続けるすさのおのせいで、川や海が干上がり、大地がひび割れて荒廃した国の様子。父いざなきとの約束を守らず国を治めなかったすさのおは、滝のような涙を流して泣き叫び、国中が荒れていく。
父いざなきに泣いている理由を尋ねられたすさのおは、「亡くなった母いざなみに会いたい。母のいる根の堅洲国へ行きたい」と答える。怒ったいざなきは、すさのおを高天原から追放し、すさのおは地上へ落とされる。

🟣すさのお、国を治めず

海原担当のすさのおは、父いざなき言いつけを守りませんでした。激しく泣き続け、河や海の水を涙に変え、使い果たして乾き干してしまうほどでした。ヒゲは胸元まで伸びていました。

いざなきが理由を聞くと、「亡き母に会いに根の堅洲国に行きたくて泣いている」と言います。それは聞いたいざなきは大変怒り、すさのおは神の世界から追放されました。

いざなき

わたくしの出演は今回が最後です。
古事記はまだまだ続きます。
さようなら〜

とくら

すさのおの「お母さん」とは誰?
すさのおは父いざなきの鼻から産まれたはず。「死んだお母さんに会いに根の堅洲国(ねのかたすくに)に行きたい」という筋の通らない発言をしています。

実は『日本書紀』では、すさのおのお母さんはいざなみであると書かれています。古事記では、いざなみは死者の国である黄泉の国にいますよね。
日本書紀でも、いざなみは死後、黄泉の国にいます。

今回の漫画で出てきた根の堅洲国(ねのかたすくに)とは一体どこなのでしょう?地下の国だということ以外、詳細は分かりません。

古事記と日本書紀で、すさのおいざなみの関係の描き方が異なります。いずれ個人的に調べたいなと思っています。

古事記の世界観の図を貼り付けておきます。

古事記と日本書紀を知りたい方はこちら↓↓

古事記の世界観を説明するイラスト図。上部に「天上・高天原」、左側に「地上・葦原の中つ国」、地下に「根の堅州国」と「黄泉の国」、右側に「夜の世界」「遠い国・常世の国」「海の世界・綿津見の宮」が描かれている。山、川、海、太陽、月、星、島、黄泉比良坂などを使い、神々や人間、死者の世界の位置関係をわかりやすく表している。